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ときときばなし その4:サビ!?カビ!? 緑青について

 2017-08-19
古い10円硬貨が青緑色になっているのを見たことありませんか?
鎌倉の大仏さまやニューヨークの自由の女神も青緑色に見えますよね。
これらの青緑色が緑青(ろくしょう)なのです。

liberty.jpg
*塗装したような青緑色の自由の女神

緑青とは銅や真鍮にできるサビで
酸、塩分や湿気(水分)が原因で発生することが多いです。
10円硬貨、大仏さま、自由の女神それぞれ素材が少し違うと思うのですが
全て銅が含まれた材料を使っていますので緑青が発生しているのです。

先日、「ときときばなし その3」でお話した真鍮も銅と亜鉛の合金でしたよね。
したがって、当社の手造り腕時計も使っているうちに緑青が発生することがあります。

IMG_2703.jpg
*手入れせずに放っておくと...裏ぶた周りやカシメにも緑青が!!

緑青に毒性はないと言われていますが
腕時計ですので服の袖などが汚れるとイヤですよね。
完全ではありませんが緑青の発生を予防するお手入れ方法をご紹介します。

酸、塩分や湿気(水分)が原因と前述しましたが
これらが含まれているものとは・・・そうです、汗です。
腕につけているとどうしても時計に汗がついてしまいます。

腕時計を外した後は柔らかく乾いた布で
時計についた汗など水分を拭き取ってください。
その際にはリューズ等の出っ張っている部分に
引っかからないようご注意くださいね。
また、時計本体だけでなく、革バンドも同様に拭くと長持ちします。
その後、風通しの良い所で乾燥させるとより良いです。
湿気の多いところでの保管は避けてください。

毎日お手入れをしていても布が届かないところなどから
緑青が発生することがあります。
その場合、柔らかめの歯ブラシなどを使って落とすのが
よいのですが完全には落ちません。
また、歯ブラシ使用時に洗剤や水分を使用しないでください。
手作り腕時計は非防水なので故障の原因になります。

気になるような状態になった場合は当社にお申し付けください。
分解掃除をして取り除きます。
ただ、革バンド付近やカシメの緑青をきれいにするためには
革バンドを時計本体から外さないと取れません。
革バンド交換の際にご依頼くださるのが良いタイミングかと思います。
通常、クリーニングは有償なのですが
その際にご依頼くだされば無償サービスで承りますよ。
また、電池交換の際にも簡易ですが無償でクリーニングいたしますので
遠慮なくご依頼くださいね。

crafz.net shop「保証と修理について」ページ
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ときときばなし その3:真鍮って何?

 2017-06-27
当社直営ネットショップcrafz.net shopの商品仕様/主な素材の欄に
よく出てくる「真鍮」の文字。
「真鍮(しんちゅう)」ってなんでしょう?

真鍮は黄銅とも言われ、銅と亜鉛の合金です。
身近なものでは五円硬貨が真鍮でできています。

5yen_brass.jpg
*五円硬貨と真鍮板

程々の柔軟性があり、かなづちで叩いたり伸ばしたりしても
ヒビが入ったり割れたりしないことや
切ったり削ることが容易で細かい加工がしやすい金属として
当社の手造り腕時計に多く使われています。

005-20536-2.jpg
*様々な加工を施した作品/ni:ta16-11-02

サビに強く、磨くと金のような光沢が出たり、黒く染めてアンティーク感を出したり、
叩いて槌目を出したり、いろんな表情が出せる名優です。
そして、その名優を演出するのは時計作家です。
平らな真鍮板を切る、曲げる、叩く、削る、焼くなど
いろんな加工をして手作り腕時計に仕上がります。
ぜひ、あなたのステージに立たせてやってください。
演じるほど味が出てくるのも名優さながらです。

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ときときばなし その2:時計の大敵! 磁気について

 2017-03-16
時計を販売していますので当たり前ですが
お客さまから時計が止まった、遅れるという修理依頼を受けます。
当社の手作り腕時計はほとんどがクォーツタイプで電池式です。
電池が消耗すれば時計は動かなくなります。
また、長くご愛用くださっているうちに内部機械のムーブメントも消耗してきます。
これらは電池やムーブメントを交換することで再び動作するようになります。
交換すればいつまでもお気に入りの時計として
ご愛用いただけることが手造り腕時計の良さでもあります。

電池を交換しても遅れたり止まるという修理のご依頼もあります。
その中で最近、特に多いのが磁気を帯びていることが原因のものです。

子供の頃、テレビの近くに時計を置いていて親に怒られたことを思い出します。
理由はテレビは強い磁気を発生するものでその影響で遅れたり止まるからです。
※その頃はブラウン管のテレビでした・・・(^_^;)

デジタルを除く、時計全般に言えることですが時計に磁気は大敵です。
私たちが生活する環境や身の回りで磁気を発生するものはたくさんあります。
身の回りで代表的な製品はスマートフォンや携帯電話、
スピーカー(テレビ・ラジオ等のスピーカー部も含む)、バッグの留め金、
家具や家電品のドアマグネット、iPod等携帯オーディオ機器、
磁気ネックレスや枕など磁石を使った健康商品、電気カミソリ、IH調理器、
ACアダプター、メモ貼付け用マグネットなどなど。

ほとんど普段の生活で使うものばかりですよね。
これを見るとどこにいても磁気の影響を受けるのではないかと思いますが
通常は時計から5〜10cm離れていればほとんど影響はありません。
もし、近づけて磁気の影響を受けて遅れても故障ではありません。
磁気から遠ざければ、時計は正常に動きます。
この場合、時刻を修正してからお使いください。

watch_phone.jpg
*これくらい離すとほとんど磁気の影響は受けません。

ただ、長時間、磁気に近づけていた場合、時計が磁気帯びして故障することがあります。
例えば、スマートフォン、iPodやマグネット付き財布が入っているバッグの中に時計を入れていた場合。
PC・テレビ・ラジオなど磁気を発生するものの近くに置いておくなどすると
磁気を帯びる可能性が高いです。
時計を外した際の置き場所には十分注意してください。

bag-in0.jpg
*バッグの中は危険がいっぱい!?

磁気帯びした時計は磁気を発生するものから離しても遅れたり止まったりします。
この場合は磁気を帯びた時計から磁気を抜く修理が必要です。
当社には磁気を抜く機械(消磁器)がありますのでそれを使います。
予めすべてのものに消磁器を使っておけば良いように思うのですが
磁気帯びしていないものにこれを使うと逆に帯磁してしまうので厄介です。

もし、ご愛用の手造り腕時計が磁気を帯びているような状態の時は
当社へ修理をご依頼ください。
磁気抜きはサービスで行っています。
ただ、状態によってはムーブメント等を交換しなければならない場合もあります。
その際には交換修理代金がかかります。予めご了承ください。

crafz.net shop「保証と修理について」ページ

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ときときばなし その1:JHA関西のはじまり

 2017-02-21
●JHA関西のはじまり・・・〜篠原康治氏との出会い〜

当時アパレル関連の会社を辞め、雑貨店の立ち上げに関わっていた秋友は
他にない面白い商材はないかと奔走していました。
そんな折も折、ある人から代官山のギャラリーに面白いものがあるよと紹介を受け、
見に行くことにしました。
そこで「コレだ!!」と見つけたものこそが、
篠原康治氏が造った手造り腕時計だったのです。

そして、手造り腕時計を主力商品としてオープンした
京都・北山にある「BAWARS(バワーズ)」は
流行に敏感な人や観光客で賑わい、手造り腕時計も爆発的に売れました。
秋友は篠原氏にもっと作って供給して欲しいと頼みましたが
手作業で造っているものですから思うような数が見込めません。
すると、篠原氏が「作り方を教えてあげるから君も作りなよ」と秋友に言ったのです。
幼い頃からものづくりが好きだった秋友はすぐに技法を覚え、
大阪「BIG STEP」等で自ら造り上げた時計の販売を始めます。
これをきっかけにバイヤーから時計作家へ転身することになったのです。
その後、秋友は篠原氏の協力の下、
関西を中心に腕時計作家の発掘、育成、支援する目的でJHA関西を設立します。

先日、秋友が東京・吉祥寺にあるJHA(東京)へ篠原氏を訪ねた時のことです。
これまで東西のJHAは協調し合いながらもそれぞれ独自路線を切り開いてきましたが
そろそろ融合していくのもいいよねと話し合ったようです。

秋友清孝と篠原師匠
秋友清孝と篠原師匠

JHA、そしてJHA関西を通じ、多くの時計作家がデビューしています。
作家たちは30数年来、研鑽し続けた技術を駆使して、様々な素材、技法で
数多くの手造り腕時計を造っています。
新たな作品がJHA関西直営店CRAFZ osakaへ集まってくる中、
2017年よりKs(篠原康治)の作品もJHA関西で取り扱うことになりました。
手造り腕時計の創始者である篠原氏の想像豊かで斬新な作品が店内にあるだけで
ピリッと引き締まったように思います。

crafz.net shop:Ks (篠原康治) 作品
CRAFZ osaka

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ブログの今後

 2017-02-21
久しぶりのブログ更新です。
ごぶさたして申し訳ありません。

このところ、日々のお知らせなどをSNSで発信しており、
ブログの意義が薄れてきたように思います。

ブログでお知らせする内容や意味を考え直してみました。
SNSのように情報がドンドン流れてしまっては
もう一度読みたい、内容を確認したいと思っても探すのが大変です。
読んでもらいたい、知ってもらいたい、そんな内容の記事を
このブログに集めていきたいと思います。
例えば、時計のお手入れ方法、金属や革など素材について等々、
手造り腕時計の知っていると役立つ情報を記事にしていきます。

「ときときばなし」として、時々(^_^;)になるかと思いますが
発信していきますのでよろしくお願いいたします。
次記事に「ときときばなし その1」を掲載いたします。

SNSも続けていきますのでぜひ、ご覧くださいね。
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